岩崎弥太郎ですけど、運命がほんのちょっといたずらしたらその始祖は坂本竜
馬になっていたのではないかと思っています。 亀山社中から海援隊への流れ
から幕府瓦解後、大船団を率いたのは絶対竜馬だったに違いない・・・・・・・と。
あの忌まわしい近江屋の事件がなかったら、・・・ですけど。
家老の後藤象二郎との近しさや薩摩、長州から世界に向けての海運業を考え
たらそうなっていた、と思うのが自然ですよね。
そう思いながら伺ったのは 旧岩崎邸庭園。 とっても素敵でした。
車寄せのある玄関。 明治29年完成というゲストハウス。
ここへたどり着くまでにある門の一部に刻まれる初期の三連ダイアモンド。
( 右の四角の中央部分です。 )
中に入ると完全にタイムスリップ。 明治の華麗な世界です。 2Fのベランダ。
そこから見渡す広大な庭。 戦前は向こうに見えるマンションの処まであったそう
です。
当時の雰囲気を残す空中階段。
この窓の上の方のガラス、当時のままだそうです。 ちょっとギヤマンみたいに
ゆがんで見えるでしょう。
庭からゲストハウスを望みます。 うーん、今日は風も涼やかで気持ちいい~。
ちょっと優雅な気分に浸れた一日でした。
( ちなみにあの LV ルイヴィトンのかばんを最初に発注した日本人は文中に
出てくる後藤象二郎です。 きっとおしゃれさんだったのでしょうね。 )